はじめまして

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初花の独り言をお訪ねいただき、

ありがとうございます。


はつか庵の完成はまだ先になりそうなので、初花の独り言だけスタートすることに致しました(*^_^*)


ブログを書く当たって、何を書こうかといささか迷いましたが、まずはサンドブラストについて私の思う所をお伝えしますね。


サンドブラストを始めて間もない頃からグラスを彫った後、とても気持ちが落ち着くことに気づきました。


ノズルの先から吹き出す砂でガラスを削っていく、ただそれだけの実にシンプルな工芸ですが、ひたすら削っていった先に

意図したものが顕れると言えます。


これは引き算の工芸なんです。


何も足さない、集中することでいわゆる無になる、そして自身の余分も削り落とす、これは凄い工芸だと思いました。


多分全ての仕事、工芸も含めて、真摯に向かいあえば自分を磨く修行になるのだと思います。


サンドブラストはそれが とても分かりやすいんですね。


ある方にこんなことを言われました。

<ガラスは硅素で出来ていますね。砂も硅素です。同じ物で削るということは最も抵抗の少ない調和された工芸なんですね>


成る程!力の作用は必ず反作用を生みますが、同じ素材で削るのであれば、反作用が少ない。


ガラスに優しく調和の工芸なんだと気づきました。

                 続く